精密工学会学術講演会講演論文集
2007年度精密工学会秋季大会
セッションID: A80
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エンドミルによる複雑形状創成工程における瞬時切削抵抗の高速な予測法
グラフィックハードウェアの幾何演算機能による刃先切込状態の推定
*金子 順一堀尾 健一郎
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抄録
エンドミルによる自由曲面の加工では,創成後の製品表面が複雑となる.そのため切削抵抗の事前予測を行う際には,工具の切込状態を推定するため表面形状を高精度に評価する必要がある.本研究では,この表面形状の評価をGPUの幾何演算能力を用いて高速化する手法を提案する.GPUの座標変換・深度比較機能を利用することにより,数十万Stepからなる工具経路に対して10数ms毎に切削抵抗の予測を行うことが可能となった。
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© 2007 公益社団法人 精密工学会
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