精密工学会学術講演会講演論文集
2008年度精密工学会春季大会
セッションID: E44
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磁性粒子ブラシによる研磨効果の速度依存性
*夏目 勝之進村 武男
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キーワード: 研磨, 面粗さ, 磁性粒子, 振動, 速度
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抄録
磁気研磨加工において工具として機能する磁性粒子ブラシの研磨効果が,相対速度に対してどのような変化を示すか調べた.往復動主体の研磨では,振幅を大きくして最大速度を高めると,単位面積あたりの研磨量が減少する.面粗さは速度が高い方が良好である.速度が低いと,加工抵抗による磁性粒子の自己圧縮により加工圧が増加するため,切り込みが深くなり面が荒れるものと考えられる.
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© 2008 公益社団法人 精密工学会
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