精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会秋季大会
セッションID: F70
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MEMS血流量センサとその鳥インフルエンザ感染予防への応用
*堤 可奈子松岡 史生野上 大史岩崎 渉伊藤 寿浩日暮 栄治澤田 廉士
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抄録
鳥インフルエンザに感染した鶏にはむくみや充血がみられ、血管などの循環器系に障害がある。体温での発見が難しい鳥インフルエンザにとって血流測定が重要であると考えられる。そこで、鶏に装着するためにMEMS技術を用いて従来の市販血流センサの400分の1の消費電力の超小型血流センサを開発した。予備実験で、この血流センサを鶏に終夜装着し、血流変化の観測に成功した。今回は、鶏の血流測定の結果について述べる。
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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