精密工学会学術講演会講演論文集
2009年度精密工学会春季大会
セッションID: G77
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ガラスを切削したときの摩耗を利用したサファイアの加工
結晶面方位と除去量
中本 剛*萩田 陽司
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抄録
サファイアは高硬度であるため,その加工は困難である.ところで,サファイアを構成する酸化アルミニウムは化学的に安定であるが,酸化ケイ素とは高温高圧下で反応する.本研究では,酸化ケイ素を多量に含有するガラスをサファイアで切削する.切削点で,サファイアとガラスが反応し,ガラスによってサファイアを加工することができる.本報告では,単結晶サファイアの結晶面方位がサファイアの除去量に及ぼす影響を検討した.
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© 2009 公益社団法人 精密工学会
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