精密工学会学術講演会講演論文集
2010年度精密工学会秋季大会
セッションID: K14
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確率的巡回セールスマン問題に関する基礎研究
*稲葉 渉太湯川 恵子木下 正博川上 敬
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抄録
確率的巡回セールスマン問題とは、巡回セールスマン問題に確率的な拡張を行ったものであり、訪問すべきノードが確率的に発生する。発生しうるすべての問題例における巡回セールスマン問題の最適目的関数値の期待値を求めることで、応用に役立つと考えられているが、解くべきTSPの数が都市数の指数オーダーで増えていくため、最適値の計算が現実的な時間では困難となる。本研究では、期待値の上界を求めるための事前巡回路にLCOを適応させて、その有用性の検証を行っていく。
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© 2010 公益社団法人 精密工学会
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