精密工学会学術講演会講演論文集
2012年度精密工学会秋季大会
セッションID: M39
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SU-8の熱収縮を利用した高Q値グラフェン振動子の作製
*忍足 優太畠山 大輝米谷 玲皇割澤 伸一石原 直
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抄録
本研究では、高Q値グラフェン振動子センサ創製を目的として、SU-8レジストの熱収縮を利用した歪印可グラフェン振動子の作製とその振動特特性評価を行った。歪印可グラフェン振動子は、SU-8構造間に架橋されたグラフェンを形成、これを600℃でアニール処理することにより作製した。結果として、約7700の高Q値を有するグラフェン振動子の作製を達成した。SU-8熱収縮を利用した歪印可グラフェンの作製方法と振動特性について詳細に報告する。
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© 2012 公益社団法人 精密工学会
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