ソレノイド式破砕機による岩石表面平滑化（第1報） 真空中の加工特性

古谷 克司; 上石 尚志; 久保田 孝; 大槻 真嗣; 大竹 真紀子; 佐伯 和人; 大嶽 久志; 本田 親寿; 杉原 孝充; 諸田 智克

doi:10.11522/pscjspe.2012S.0.331.0

2012年度精密工学会春季大会

セッションID: D39

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2012S.0.331.0

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主催: 公益社団法人精密工学会

ソレノイド式破砕機による岩石表面平滑化（第1報）

真空中の加工特性

*古谷克司, 上石尚志, 久保田孝, 大槻真嗣, 大竹真紀子, 佐伯和人, 大嶽久志, 本田親寿, 杉原孝充, 諸田智克

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キーワード: タングステンカーバイド, 熱伝導, 静電気, 加工くず, 表面粗さ

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抄録

月惑星探査において岩石試料を自動で分析するユニットでは，試料表面を平滑化する装置が必要となる．本報では，ソレノイドを駆動源に用いた小型破砕装置を真空中で動作させ，加工特性を実験的に調べた．加工中に発生する静電気により，工具に岩石の加工くずが付着しやすかった．そのため，加工量は真空中の方が小さかった．構造部材を通じた熱伝導により，工具温度はほとんど上昇しなかった．

責任著者(Corresponding author)

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