精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: D26
会議情報

PCD回転工具による超硬合金製金型の直彫り加工面特性
*二ノ宮 進一水越 啓介金子 俊朗萩原 裕人高味 寿光
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年,PCD工具による超硬合金の直彫り切削が行われ,微細複雑加工も可能となってきた.超硬合金を直彫りで精度良く加工した研究発表は多いが,加工面の材料特性に及ぼす影響についての報告は少ない.加工された超硬合金材料を金型として使用するためには,切削加工面の特性を詳細に把握する必要がある.そこで,本研究では,PCD工具で切削した超硬合金加工面の性状,残留応力,硬度,およびプレス成形材料との摩擦係数等の基本特性について,従来法である放電加工後に研磨仕上げした結果と比較した.
著者関連情報
© 2013 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top