精密工学会学術講演会講演論文集
2013年度精密工学会春季大会
セッションID: G19
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切削速度とすくい角がエラストマーの被削性に及ぼす影響
*高橋 直輝モハマド アフィク ビン アブドッラ篠塚 淳
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抄録
エラストマーを切削すると,刃先前方の材料は刃先点から逃げるように大きく弾性変形し,刃先後方ではこの材料が大きく弾性回復する.すくい角が低い場合には切削速度が100 m/sを超えても,この現象による被削性の悪化を抑制することは難しい.そこで今回は,天然ゴムとウレタンゴムを被削材とし,すくい角を0oから50oに変化させ切削実験を行い,エラストマーの切削加工の可能性について検討した結果について報告する.
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© 2013 公益社団法人 精密工学会
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