精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会春季大会
セッションID: D38
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高耐熱性樹脂を用いた低温造形法による造形物の充填率向上について
*上原 崇史原 健太郎新野 俊樹
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抄録
レーザ焼結造形において,低温造形法は造形物をベースプレートに固定し反りを抑制する方法で,従来の手法に比べ予熱温度を大幅に下げることができる.高耐熱性樹脂を用いた低温造形による造形物は,レーザ照射時の火花や煙が障害となり,層間の溶け込みが不十分であった.本報では,低温造形法により高融点の樹脂を用いて造形を行い,造形時の障害を抑えかつ造形物の充填率向上のための手段を提案・検討する.
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© 2014 公益社団法人 精密工学会
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