精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会春季大会
セッションID: F09
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電界非接触撹拌技術を用いた抗原抗体反応の迅速メカニズムの解明(第2報)
*中村 竜太加賀谷 昌美赤上 陽一池田 洋南谷 佳弘南條 博
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抄録
免疫組織染色は従来法において,その機序となる抗原抗体反応時間は90分を要している.そこに,我々が開発した電界非接触撹拌技術を用いることにより10分に短縮することが可能であることを確認できた.前報において電界非接触撹拌技術が免疫組織染色の抗原抗体反応を迅速化させるメカニズムについて検討し,溶液中の粒子速度が撹拌によって加速され抗原と抗体の接触頻度が向上することを明らかにした.本研究では,さらに電界印加が抗体と抗体に直接及ぼす影響について調査した.
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© 2014 公益社団法人 精密工学会
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