精密工学会学術講演会講演論文集
2014年度精密工学会春季大会
セッションID: L19
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インクジェット法を用いた銀ナノ粒子整列と抗菌表面への応用(第2報)
異なる銀ナノ粒子量が抗菌表面に与える抗菌力に及ぼす影響
*Kyou Kienn諸貫 信行
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抄録
銀ナノ粒子を抗菌材料として用いる場合,最少量を最表面に固定化するのが合理的と考えられる.第1報で銀ナノ粒子を含む懸濁液をインクジェット法で吐出・乾燥させて基板上にドット状の整列構造を作製し,これを樹脂層に転写・固定して抗菌表面を作製した.ドットの大きさや間隔を調整することで,第1報では十分に行えなかった各種仕様比較を行っている.使用量を抑えながらも抗菌表面を維持した機能表面の設計指針を示している.
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© 2014 公益社団法人 精密工学会
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