精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会秋季大会
セッションID: G32
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微細熱電対群内蔵工具を用いた工具すくい面の温度場の切削開始からの過渡的変化の検討
篠塚 淳*島 悠太郎
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抄録
7対のCu/Niマイクロ熱電対群を内蔵した切削工具を用いて,アルミニウム合金の外周旋削における切削開始から切削温度が準定常状態に至るまでの工具すくい面の温度場の過渡的変化について検討した工具すくい面の温度分布は,微細熱電対の高温接点の位置を変えた複数の微細熱電対群を内蔵した工具を用いて求めた.その結果,切削開始直後から被削材と接触する主切れ刃部から温度が上昇し,準定常状態に至るまでの過程を把握できた.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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