抄録
FEMによる構造解析では,精度の点で6面体要素は4面体要素より有利であるが,メッシュ領域が複雑な場合,手動での6面体の細分割はほとんど不可能である.そこで,本研究では6面体要素の自動細分割を目指して,まず6面体の2次元要素である4角形からなるメッシュの自動細分割手法を確立する.そこで,本論分では2次元4角形メッシュの頂点にラベル付けに基づき局所的にメッシュ分割を行うアルゴリズムを用いてメッシュを生成する.さらに,生成したメッシュに対してFEMによる構造解析を実施し,全体的に均一に細分割したメッシュと,応力値の大きな部分だけを細分割したメッシュによる構造解析の結果を比較する.それらの解析精度を比較し,本研究で用いた分割アルゴリズムにより生成されたメッシュが構造解析上有用であるかを検証する.