DLDマイクロ流路デバイスを用いたサテライト滴の連続分離

鳥取 直友; 西迫 貴志; 柳田 保子; 初澤 毅

doi:10.11522/pscjspe.2016S.0_327

2016年度精密工学会春季大会

セッションID: E20

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2016S.0_327

会議情報

主催: 公益社団法人精密工学会

DLDマイクロ流路デバイスを用いたサテライト滴の連続分離

*鳥取直友, 西迫貴志, 柳田保子, 初澤毅

著者情報

キーワード: 決定論的横置換法, マイクロ流体デバイス, サテライト滴, 液滴分離

会議録・要旨集フリー

詳細

抄録

　マイクロ流路を用いた液滴生成では，主滴と共にサイズの小さいサテライト滴も生成される．サテライト滴は，ポリマー微粒子生成の際は単分散性を悪化させ，生化学分野においては不純物や信号処理のノイズ源となるため，事前に分離することが望ましい．本研究では，液滴生成部とDLDの連結デバイスをPDMSで作製し，アルギン酸ナトリウム水滴をコーン油中に生成した場合の主滴(60 μm)とサテライト滴(～20 μm)の連続分離に成功した．

責任著者(Corresponding author)

J-STAGEへの登録はこちら（無料）