精密工学会学術講演会講演論文集
2016年度精密工学会春季大会
セッションID: J06
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種々の官能基で修飾したチタン表面の骨形成能評価
*坂口 晃中野 雅之稗田 純子赤坂 大樹大竹 尚登
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抄録
チタンは生体内で体液と反応し,表面に水酸化アパタイトが析出することで生体骨と結合する.骨折固定器具等の治癒後に抜去する場合には骨形成しにくい表面が求められており,用途によりチタン表面の骨形成能の制御が必要である.本研究では,シランカップリング処理を用いて種々の官能基でチタン基板を修飾し,それらの表面特性の評価と擬似体液への浸漬試験を行うことで,チタンの表面特性と骨形成能との関係を調査・検討した.
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© 2016 公益社団法人 精密工学会
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