樹脂の切削加工における段付き逃げ面工具の効果

静 弘生; 酒井 克彦; 栗田 雄旭; 内山 文宏

doi:10.11522/pscjspe.2017A.0_127

2017年度精密工学会秋季大会

セッションID: B37

DOI https://doi.org/10.11522/pscjspe.2017A.0_127

会議情報

主催: 公益社団法人精密工学会

会議名: 2017年度精密工学会秋季大会

開催地: 大阪大学

開催日: 2017/09/20 - 2017/09/22

樹脂の切削加工における段付き逃げ面工具の効果

*静弘生, 酒井克彦, 栗田雄旭, 内山文宏

著者情報

キーワード: 段付き工具, 樹脂, 弾性変形, ポリカーボネート

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抄録

樹脂の切削加工では切削後に材料の弾性変形の影響で工具逃げ面と仕上げ面は常に広範囲で接触している状態にある．これが切削力や摩擦熱の増加を招き，加工面のくすみや溶けなど仕上げ面性状の低下，寸法や粗さの低下，工具への溶着物の発生などを招く．本研究ではレーザー加工により工具逃げ面に段差を設けた工具を製作し，通常の工具よりも良好な切削特性を示すことを明らかにするとともに，段の幅や深さの最適化を行った．

責任著者(Corresponding author)

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