精密工学会学術講演会講演論文集
2017年度精密工学会春季大会
セッションID: D36
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測定範囲を拡張したOCT顕微鏡による反射面の立体形状計測
*臼杵 深玉木 克明三浦 憲二郎
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抄録
従来のOCT(Optical Coherence Tomography)顕微鏡は,位相物体の断層像取得の他,反射物体の表面形状計測にも利用可能である.しかし,光軸方向の測定範囲が顕微鏡の被写界深度によるため,表面の凹凸程度の計測に限られ,立体形状を有する対象の測定は困難である.そこで,本研究では測定範囲を拡張するために,試料走査型のタイムドメインOCT顕微鏡を提案した.提案手法の詳細と実験による検討結果について報告する.
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© 2017 公益社団法人 精密工学会
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