主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2017年度精密工学会春季大会
開催日: 2017/03/13 - 2017/03/15
ダイヤモンド砥粒を用いたセラミックスやガラスなどの高脆材に対する研削加工において,超音波振動研削加工は目づまり抑制や加工抵抗低減の効果が報告されている.しかし,加工部における加工現象の直接観察は空間的・時間的に難しく,また加工抵抗の測定は,周波数特性が不十分な動力計に頼っている.本研究では,光弾性法による偏光の高速位相差測定結果に対して,CT法による応力分布の再構成を適用する.ここでは,小径ダイヤモンド電着砥石による穴あけ加工時の応力分布についての再構成の可能性を検証する.