主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2018年度精密工学会秋季大会
開催地: 函館アリーナ
開催日: 2018/09/05 - 2018/09/07
p. 66-67
数値制御機械の動作計画においては,計算機での幾何形状処理が必須となる.例えば刃先経路導出では,ガウジの発生を抑制するため逆オフセット法により仮想的な面を生成する手法が広く用いられている.また,近年の工作機械の多軸化や,垂直多関節型ロボットを利用したNC加工,CMMでは座標情報の生成に加えて,多自由度の姿勢計画が必須となる.本報ではこれらの課題に関する幾何形状処理について紹介し,今後の展望について述べる.