精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
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シリコン貫通電極を模しためっき進展観察用マイクロ流体デバイス
*秋田 貴誉大塚 祐輝入田 賢早瀬 仁則
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p. 252

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抄録

集積回路の性能向上のため,シリコン貫通電極(Through Silicon Via, TSV)を用いた3次元実装技術開発が進められている.TSVはシリコン基板上の深い孔に導電体を充填する必要があり,ボトムアップ堆積が実現できる電解銅めっきが検討されている.しかし,メカニズムには未だ不明な点が多い.本研究では,めっき挙動の詳細を理解するために,マイクロ流路内にTSVを模した構造を設け,めっき進展をin-situ観察できるマイクロ流体デバイスを製作した.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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