主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 26-27
現在,高効率なパワーデバイスの基板材料としてSiCが普及・拡大している.しかし,SiCは高硬度で化学的に安定な材料であり,CMPにおける低い研磨レートが課題である.本研究ではオゾンガスとナノバブルを援用したCMP手法を提案し,それによるSiCの高研磨レートの具現化を目的とする.本報告ではオゾンガスとナノバブルによるSiC基板表面の酸化効果を調査するとともに,SiC専用スラリーに迫る高研磨レートを取得した結果を述べる.