精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
会議情報

マルチプレックス遺伝子診断デバイスの開発(第2報)
等温遺伝子増幅のためのデバイスデザインの最適化
*瀧下 啓介夏原 大悟田中 輝介鹿毛 あずさ永井 萌土水上 優子坂 紀邦柴田 隆行
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 274-275

詳細
抄録

本研究では,農作物の病害などの早期発見・予防を目的とし,植物・土壌サンプルからの遺伝子検査を迅速かつ簡便に実施するための高感度なオンチップ感染症診断デバイスの開発を目標としている.本報では,遺伝子増幅の可否判断(蛍光観察)に必要となる反応試薬量を確保するために,半球ビーズを用いたソフトリソグラフィ技術を開発した.さらに,加温の際にデバイス内の溶液が蒸発する原因を調査し,デザインの最適化を検討した.

著者関連情報
© 2019 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top