主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 279-280
本研究では,支柱配列を用いた粒子分離手法であるDeterministic Lateral Displacement (DLD)法を液滴の反応場へと応用し,ハイドロゲル微粒子の連続生成を試みた.十字流路(幅100 μm,高さ100 μm)により生成したアルギン酸ナトリウム滴を,その下流に接続したDLD流路へと導入し,流路内に形成したCa2+を含む油中水型エマルション,および水溶液からなる多相並行流を斜行・横断させることで,架橋反応によるゲル微粒子(~96 μm)の生成,および水相への置換を実現した.