主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 591-592
ガラスはわずかにレーザを吸収し光学系はレーザパワーに応じた熱レンズ効果を引き起こす.これまで干渉計を用いてレンズ保護ガラスの振舞いを扱ってきた.本発表ではシミュレーション結果の検証のため,レーザ照射部から噴出するプラズマの高さを測定し焦点移動量を求めた.その結果,焦点距離 200mm の集光レンズでは出力 60W のレーザによって焦点距離が 0.3mm 程度レンズ側にずれるなど,熱レンズ効果が生じていることがわかった.