精密工学会学術講演会講演論文集
2019年度精密工学会秋季大会
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干渉計によるレンズ保護ガラスの熱レンズ効果の観察 第2報
干渉パターンと焦点移動量の検出
*小澤 佑太徳永 剛桑野 亮一森田 翔
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キーワード: 熱レンズ効果, 干渉計
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p. 591-592

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抄録

ガラスはわずかにレーザを吸収し光学系はレーザパワーに応じた熱レンズ効果を引き起こす.これまで干渉計を用いてレンズ保護ガラスの振舞いを扱ってきた.本発表ではシミュレーション結果の検証のため,レーザ照射部から噴出するプラズマの高さを測定し焦点移動量を求めた.その結果,焦点距離 200mm の集光レンズでは出力 60W のレーザによって焦点距離が 0.3mm 程度レンズ側にずれるなど,熱レンズ効果が生じていることがわかった.

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© 2019 公益社団法人 精密工学会
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