主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 655-656
大型構造物の保守作業では,交換部材の作成のために作業員が高所に登って,手作業による寸法計測を行ってきた.我々は,こうした保守作業の効率化のために,3次元計測データから鋼材を自動抽出し,その寸法とボルト位置を算出する手法を提案した.本研究では,実際の大型鉄塔の点群を用いた手法の評価と,部材寸法の計算精度を向上させる手法について検討する.また,部材のたわみを自動的に算出する手法についても検討する.