主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2019年度精密工学会秋季大会
開催地: 静岡大学
開催日: 2019/09/04 - 2019/09/06
p. 76-77
日本全国に異常繁殖した竹による生態系や土壌への影響が問題となっており,竹を有効活用する方法が考えられている.私の研究では,マシニングセンタにより竹の組成を損なわずに抽出した竹繊維を加圧・加熱することで,竹繊維100 %の自己接着成形体を製造する手法を提案した.この成形体は天然素材100 %であるため,埋め立て処理をしても環境負荷が小さく,さらに原材料である竹の成長に寄与できる利点がある.