精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
会議情報

非等分割偏光変換素子を用いたフェムト秒レーザ加工による微小四角穴の形成
*菊田 久雄渡邉 歴江畑 惠司仲前 一男門田 直己隈川 顕吉名 香介水谷 彰夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 214-215

詳細
抄録

フェムト秒レーザビームの偏光配置を4回対称のクロス偏光にすることで、微小な四角穴加工が可能になる。クロス偏光ビームを生成するために30°と60°の頂角をもつ1/2波長板を組み合わせた偏光変換素子を採用することで、ビームの照射側と貫通側の両方で四角形状が得られる穴加工を実現した。1/2波長板の頂角調整によって集光ビームの強度分布を丸みを帯びた四角形にし、偏光配置によって四角穴の角部を先鋭化する。

著者関連情報
© 2020 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top