精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
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ポテンシャル関数制御を用いたすべり摩擦現象の分子動力学解析(第1報)
酸化膜による影響に関する検討
*清水 淳周 立波小貫 哲平尾嶌 裕隆山本 武幸
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p. 464-465

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抄録

現象解明などへの分子動力学解析への期待は大きいものの,その結果と実現象との乖離は大きな問題である.本研究は,実摩擦現象と分子動力学解析とのギャップを埋めるための手法として,ポテンシャル関数制御によるモデルの利用を提案している.初報として,それにより酸化膜をモデル化し,すべり摩擦現象を解析した結果,酸化膜強度の増加に伴い摩耗が低減する現象が再現できた.

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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