精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会秋季大会
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教育機関における3Dプリンター評価法の基礎的研究
*五味 伸之石井 尚正中原 真
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キーワード: 教育, 3Dプリンター, 評価
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p. 9-10

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抄録

現在、3Dプリンターは新しい生産の代表例ともなっており、それにともない高精度かつ安価な商品が提案されている。その重要性から、複数の安価な3Dプリンターを用いて学校教育に活用するというニーズがあるものの、自分たちで組み立てる必要があることから1台ごとに精度が大きく異なるため安定した運用が難しいという問題がある。そこで、本研究では、簡単に3Dプリンターの評価を行う方法を提案し、その評価法を使用した、個々の本体精度の安定を図ることを目的とした。結果として、転写性をもとにした評価法を使用すると、本体の精度の違いを数値として表現できることが確かめられ、さらに、その評価を用いて本体精度の向上を行うことができた。

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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