精密工学会学術講演会講演論文集
2020年度精密工学会春季大会
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ワーキングカーブを用いたレーザー焼結低温造形の簡易的な造形条件決定手法のPEEKへの適用についての研究
*木暮 尊志山内 友貴新野 俊樹
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p. 691-692

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抄録

筆者らは先行研究でレーザー焼結によるPA12の溶融深さと供給熱量の関係を示すワーキングカーブは指数関数で表現でき,造形条件の簡易決定手法となることを示した.本研究ではPEEKにこのワーキングカーブを適用し,通常より低い粉末床温度での高強度造形品の作成を試みた.結果,PEEKのワーキングカーブはPA12と同様の傾向を示し,通常のレーザー焼結によるPEEK造形品と同等以上の強度を持つ造形品が得られた.

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© 2020 公益社団法人 精密工学会
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