主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2020年度精密工学会春季大会
開催地: 東京農工大学
開催日: 2020/03/17 - 2020/03/19
p. 691-692
筆者らは先行研究でレーザー焼結によるPA12の溶融深さと供給熱量の関係を示すワーキングカーブは指数関数で表現でき,造形条件の簡易決定手法となることを示した.本研究ではPEEKにこのワーキングカーブを適用し,通常より低い粉末床温度での高強度造形品の作成を試みた.結果,PEEKのワーキングカーブはPA12と同様の傾向を示し,通常のレーザー焼結によるPEEK造形品と同等以上の強度を持つ造形品が得られた.