主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 351-352
波長266nmのナノ秒パルスレーザをその波長に対して不透明であるホウケイ酸ガラス内部に集光して照射した際,ガラス内部5mm程度の位置から表面へと加工が進展していく現象が確認された.この現象が起きるためには,レーザ照射によりガラスの吸収率が減少することが必要である.そこで,内部加工時の表面付近の透過率の変化を測定し,内部加工後の構造の変化をラマン分光やエッチング特性の変化から検討した.