精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
会議情報

UVナノ秒パルスレーザ照射によるホウケイ酸ガラス内部加工のメカニズム
*澤田 航輝比田井 洋史松坂 壮太森田 昇千葉 明
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 351-352

詳細
抄録

波長266nmのナノ秒パルスレーザをその波長に対して不透明であるホウケイ酸ガラス内部に集光して照射した際,ガラス内部5mm程度の位置から表面へと加工が進展していく現象が確認された.この現象が起きるためには,レーザ照射によりガラスの吸収率が減少することが必要である.そこで,内部加工時の表面付近の透過率の変化を測定し,内部加工後の構造の変化をラマン分光やエッチング特性の変化から検討した.

著者関連情報
© 2021 公益社団法人 精密工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top