精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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パワースカイビング加工におけるステップオーバーを用いた切削力低減
*荒金 拓宏任 宗偉方 正隆木崎 通杉田 直彦馮 雁楠久古 潤史⼩松 佳⼈
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p. 378-379

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抄録

パワースカイビング加工は内歯車を高精度かつ高能率に加工できる一方,工具摩耗が激しく工具寿命が短いため改善が求められている.本研究では,数値計算により,ステップオーバーが工具とワークの接触状態に及ぼす影響を分析し,それに基づいた加工条件で切削力の解析,実験を行った.新たな加工条件では,従来手法と比較して切削力が最大49%減少した.本研究で得られた成果により,工具寿命を延ばすことが可能となる.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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