主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2021年度精密工学会春季大会
開催地: オンライン開催
開催日: 2021/03/16 - 2021/03/22
p. 407-408
高入熱かつ高能率積層が特徴であるワイヤ+アーク放電による溶融金属積層では,溶融金属の流動性が高いAZ31を高能率かつ高精度に積層することは困難である。そこで本研究では,積層経路の両端に銅ブロックを設置し,両銅ブロックの隙間にAZ31を積層することで積層壁の形状精度を改善した。また,銅ブロック内部に水冷循環機構を設けることで積層物の冷却速度が向上し,層間での積層停止時間が短縮,すなわち積層能率が向上した。