精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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MTF計測のためのbin処理を必要としない傾斜エッジ法(その2)
エッジ方向走査による解法
*伊藤 真輝西 一樹
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キーワード: MTF, 傾斜エッジ法
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p. 571-572

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抄録

MTF(Modulation Transfer Function)は画像の解像度を周波数応答として示す指標であり、国際標準の測定法として「傾斜エッジ法」がある。この方法では不等間隔データを等間隔に区切り直すbin処理を必要とするため測定精度に限界があった。本稿ではその改良法として、エッジに沿ったボケの拡がりに着目することでbin処理を必要としない計算手法を提案するとともに、その有用性を検証する。

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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