精密工学会学術講演会講演論文集
2021年度精密工学会春季大会
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生体組織の作製を目的とするゲル形成条件が形成精度および積層精度に与える影響
*森田 智博渡部 誠也佐々木 信也
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p. 755-756

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抄録

複雑な生体組織作製のため,ゲルを用いたプリンティング技術およびゲル形成条件の最適化が求められている.本研究では,アルギン酸Naベースゾル材の架橋によりゲルを形成する装置を開発した.本報では,線状および壁面の作製を通し,ゲル形成条件に対する形成精度および積層精度を評価した.線状の作製結果,低圧および潤滑作用の併用で安定した形成が可能であった.壁面積層においては,保持力の高い架橋剤の必要性が示唆された.

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© 2021 公益社団法人 精密工学会
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