精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会秋季大会
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微細線構造レプリカモールドを用いた低濃度離型処理時のUV-NIL転写回数の寿命予測
*若狭 智仁谷口 淳
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p. 101-102

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抄録

金型はUV-NIL転写を繰り返すと表面の離型剤が劣化し樹脂付着や欠損が生じる.L&S構造では線に沿った水の接触角(CA)と線を横切るCAがあり,2つのCAの差を利用することで、金型の離型処理の寿命を予測することが可能である.通常,離型剤の濃度は0.1%程度で用いるが,さらに低い濃度での挙動は調べられていない.本研究では100nmのL&S構造を有する低濃度離形剤処理を施したレプリカモールドを用いて寿命予測を行ったので報告する.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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