精密工学会学術講演会講演論文集
2022年度精密工学会春季大会
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血液成分分離を目的とした微粒子トラップ用マイクロ流路デバイスの開発
*洞出 光洋宇佐川 天力村上 修一才木 常正
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p. 518-519

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抄録

一般的な血液分離工程は医療機関にて遠心分離によって実施される.本研究のアプローチはマイクロ流路デバイスを用いて,血球成分等をトラップさせることで,血漿成分を容易に抽出することを目指している.今回はミクロンオーダの段差形状を製作し,物理的にトラップさせる方式を実施した.最終的に高さ1μmと3μmの段差を形成することができ,赤血球と同等サイズの微粒子を用いてトラップの可否について検討した.

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© 2022 公益社団法人 精密工学会
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