精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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使用価値を向上する情報循環型設計手法の提案(第1報)
基底概念の定義
*山本 大貴筒井 優介下村 芳樹
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p. 1-2

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抄録

人工物の価値の本質は,使用者が主観的に評価する使用価値である.即ち使用価値の向上には,設計者が機能を決め打つのでなく,人工物の機能発現の場を観察し,獲得した情報に基づき設計内容を反省する情報循環型設計が必須である.しかし既存研究において,使用価値と機能の関係は明らかでなく,設計上の論理的な反省を妨げている.本稿は循環型設計の実践を支援することを目的に,機能と使用価値に係る概念および関係を整理する.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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