精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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音響コアクラッド構造の導波路を用いたDPLUSの解析
*土田 大聖山田 恭平陳 康三宅 奏伊藤 伸介笠島 崇山崎 正人森田 剛
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キーワード: DPLUS, 音響導波路, 超音波
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p. 498-499

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抄録

DPLUSは二重放物面反射により細棒導波路へ超音波を導入でき, 低侵襲治療等への応用が期待されているが, 導波路側面からのエネルギー漏洩が問題となっている. そこで導波路部分のコアクラッド構造化を提案する. コアクラッド構造の円柱導波路伝搬する振動モードをPochhammer-Chree理論により計算し, DPLUS導波路として用いた場合の振動伝搬特性を有限要素解析した. その結果, 振動モードと理論の一致及び, 水中への高効率出力の可能性を確認した.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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