主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2023年度精密工学会春季大会
開催地: 東京理科大学
開催日: 2023/03/14 - 2023/03/16
p. 678-679
我々は硬X線FELにおける1022 W/cm2強度の達成のために sub-10 nm集光光学系を開発している.極微小な集光径評価のためには,デフォーカス位置におけるタイコグラフィ法が適用可能であるが,低次波面収差と照射位置誤差がどちらも存在する場合に,誤った解に収束することが問題となっていた.本研究では,複数のデフォーカス位置での計測手法・再構成アルゴリズムを新たに開発し,SACLA BL3にて実証実験を行った結果について報告する.