精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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微小切削によるチタン表面テクスチャの創成と細胞定着性の評価(第1報)
細胞定着に及ぼす切削溝寸法の効果
*藤原 海紘清水 淳長山 和亮周 立波小貫 哲平尾嶌 裕隆金子 和暉山本 武幸深堀 良彬
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p. 763-764

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抄録

チタンとその合金は,骨芽細胞が拒絶反応を起こさず強固に接合するオッセオインテグレーションという特徴を有している.細胞の接着形態は表面形状に左右され,最適条件は不明である.本研究では,生体用チタン表面へのオッセオインテグレーションの新たな促進手法の確立を目論み,従来の表面改質とは異なる方法として,切削幅および深さを制御し創成した切削溝パターンによるテクスチャ表面が,細胞に及ぼす影響について報告する.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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