精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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タンパク質被膜プローブによる表面力測定に関する研究
*佐藤 颯気金子 新高嶋 健小林 隼人長谷川 真之島 義和
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p. 826-827

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抄録

タンパク質被膜した球状プローブを表面力測定装置に応用し,バイオマテリアルなどの各種材料に対するタンパク質吸着性の定量的評価手法の開発を進めている.プローブ基材表面に中間層となるAPTES単分子膜は簡易気相成膜法または浸漬法によって作製するが,その作製手法の違いによって表面力の測定値が異なることがわかった.TiとPDMSでは表面力の大きさだけではなく,タンパク質の吸着形態が異なることが示唆された.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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