精密工学会学術講演会講演論文集
2023年度精密工学会春季大会
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接触突起高さに差を設けた試験片における水平方向荷重負荷時の突起変形挙動の調査
*齋藤 慎平河野 大輔
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p. 90-91

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抄録

高精度な工作機械の設計には,機械要素間結合部が高剛性・減衰性であることが求められる.接触面の突起高さにばらつきがあるとき,せん断力が加わると弱い接触部に局所的な滑りが生じ,減衰効果を生むと考えられる.そこで,試験片に水平方向荷重を負荷したときの各突起の変形挙動をシミュレートすることで局所的な滑りが生じる条件を調査した.また,局所滑りが試験片の剛性,減衰性に与える影響についても調査した.

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© 2023 公益社団法人 精密工学会
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