精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会秋季大会
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熱可塑性炭素繊維強化プラスチックのレーザフォーミングにおける機械特性の基礎評価
ピーク出力とパルス幅が機械特性に及ぼす影響
*木崎 晟那杉田 恭一北田 良二岡本 康寛岡田 晃
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p. 204-205

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抄録

熱可塑性炭素繊維強化プラスチック(CFRTP)のレーザフォーミングにおいて,炭酸ガスレーザを用いてCFRTP板材を曲げ加工できることを確認している.しかしながら,レーザ光走査が板材の機械特性に及ぼす影響は明かとなっていない.そこで,パルスレーザのピーク出力とパルス幅を変化させることで機械特性を評価した結果,高ピーク出力かつ短パルスの場合において,CFRTPにおける材料強度の低下が抑制されることがわかった.

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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