主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会秋季大会
開催地: 岡山大学
開催日: 2024/09/04 - 2024/09/06
p. 400-401
低温レーザー焼結は,利用可能な樹脂材料種の拡大や材料の熱劣化抑制などの利点を有する.この手法は,通常のレーザー焼結とは異なり層ごとに逐次凝固する.このため,層間に収縮差に伴う力が生じ,最終形状へ影響を及ぼしていると想定される.所望の形状を得るためには,この力の影響を補正する必要がある.そこで,形状補正手法確立を目指し,収縮と力のつり合いを考察して,形状を表現するモデルを構築したので報告する.