精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会秋季大会
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オンサイト遺伝子検査のための多段階希釈マイクロ流体デバイスの開発(第4報)
反応容器一体型デバイスにおける液体分注方法の最適化
*宮島 輝西村 郁哉夏原 大悟岡本 俊哉永井 萌土柴田 隆行
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p. 563-564

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抄録

本研究では、標的遺伝子を1回の作業工程で迅速かつ確実に検査するための多段階希釈遺伝子検査デバイスの開発を行っている。本報では、4段階の対数希釈率を生成する合流機構と複数の反応容器を一体形成したデバイスを開発するために、2液(検体サンプルと試薬)の混合方法および液体分注方法の最適化を行った。さらに、作製したデバイスを用いた大麻草の等温遺伝子増幅実験(LAMP法)を行い、その有効性を検証した。

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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