精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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自律制御型遠心マイクロ流体デバイスを用いた動的解析ELISAシステムの開発
*森 優翔永井 萌⼟柴⽥ 隆⾏岡本 俊哉
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p. 402-403

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抄録

ELISA(酵素免疫測定法)は、血中の抗原などを定量的かつ高感度に測定できる分析手法である。従来のELISAでは、検出反応において、一定時間経過後の発色量を計測することで濃度を定量するエンドポイント式が用いられているが、本研究では、ELISAをマイクロデバイス上で実行し、発色量の変化を動的に解析することで、POCTに適応可能な高速・高感度かつ低コストで小型の分析システムの実現を目指している。

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© 2024 公益社団法人 精密工学会
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