精密工学会学術講演会講演論文集
2024年度精密工学会春季大会
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再結晶化温度以下でのレーザー焼結の収縮変形へのレーザー走査の影響に関する研究
*木暮 尊志山内 友貴新野 俊樹
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p. 543-544

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抄録

再結晶化温度以下でのレーザー焼結は層の形成中に凝固収縮が生じる。したがって、収縮挙動が通常とは異なるため、出来上がった造形品が所望の形状とならない場合がある。本研究では最終的に所望の造形品形状を得る手法の確立を目的とし、レーザーの走査方向と収縮の関係について調べた。その結果、収縮量および積層による累積に走査方向依存性が認められ、レーザー掃引方向では単層、積層ともに収縮の影響が小さいことが分かった。

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