主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 543-544
再結晶化温度以下でのレーザー焼結は層の形成中に凝固収縮が生じる。したがって、収縮挙動が通常とは異なるため、出来上がった造形品が所望の形状とならない場合がある。本研究では最終的に所望の造形品形状を得る手法の確立を目的とし、レーザーの走査方向と収縮の関係について調べた。その結果、収縮量および積層による累積に走査方向依存性が認められ、レーザー掃引方向では単層、積層ともに収縮の影響が小さいことが分かった。