主催: 公益社団法人精密工学会
会議名: 2024年度精密工学会春季大会
開催地: 東京大学
開催日: 2024/03/12 - 2024/03/14
p. 622-623
牛の健康モニタリングセンサの電源としての利用を念頭に研究されているルーメン細菌叢発電には、細菌が電極からルーメン内容物中に流出し起電力が失われるという課題がある。これを解決するために、本研究ではルーメン細菌叢を定着させた電極にPEDOT:PSS/エチレングリコール/PVAの混合液を塗布することでルーメン細菌叢を固定化することを試みた。その結果電極間の開放端電圧が0.3V以上に上昇したサンプルを複数得ることに成功した。